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勃起と射精の仕組み(メカニズム)を分かりやすく解説

男性が性的興奮を覚えると勃起するのは自然なことなのですが、何故勃起するのか?その後どうやって射精に至るのか?などのメカニズムまで理解している男性は少ないと思います。

これらを知ることは、早漏やED(インポテンツ)の改善には直接影響しませんが、仕組みを知ることで「何をどうすれば良くなるか」を理解でき、解消法選びに役立つこともあります。

勃起の仕組み

勃起してカチカチになった陰茎(ペニス)を見ると筋肉が張っているようにも思えてきますが・・・実は勃起と筋肉は全く関係ありません。

そのため、筋肉のように自分の意思で硬くすることができません。

性的な空想や、陰部の刺激によって大脳中枢が興奮すると、ペニスの内部にある「陰茎海綿体」の動脈が緩み、そこに血液が流入します。

そして、血液で一杯になった海綿体がふくらみ、その周りにある「海綿体白膜」が血液の圧力によって伸びて広がり(伸展)硬くなります。

これが勃起のメカニズムです。

勃起の持続について

脳の興奮状態が続いている間は、血液が流れ出るための静脈が「硬くなった海綿体白膜」に圧迫されて閉じているので、血液が流出できずに勃起が続きます。

興奮が冷めると圧迫された静脈が緩み、海綿体に流れ込んだ血液が流出して勃起が治まるのですね。

精液が作られる仕組み

精子は、睾丸、いわゆる金玉にある精巣(せいそう)で作られます。

作られた精子は「精巣上体」へ移動して、生殖可能な状態にまで成長します。

精巣上体は、射精までの「待機部屋」のようなもので、男性の精巣上体には常に射精を待つ精子が待機しているのですね。

勃起すると、待機していた精子たちは、睾丸の収縮によって精管へと押し出され、膀胱の下にある「精嚢(せいのう)」まで運ばれます。

そして、前立腺や精嚢で作られた精子の栄養になる分泌液と混ざって「精液」ができあがります。

「精子そのもの」ではなく、精液となってはじめて「発射準備OK」となるわけですね。

精液は一見すると真っ白に見えますが、よく見ると白い液体と透明な液体が混ざっているのが分かると思います。

白い部分が精子で、透明な液体が分泌液なのですね。

数日我慢してから射精した精液が「濃い」のは、精巣に貯まった精子がたくさん精嚢に流れ込むからです。

逆に、射精するたびに精子が薄くなるのは、分泌液に混ざる精子の量が少ないからなのですね。

ちなみに、射精後に精嚢が精液で一杯になるには3日かかるとされています。3日以降はタンパク質として体内に吸収されますので、1日目よりも3日目が濃く、3日目を過ぎると精液の濃さは変わらないとされています。

射精のメカニズム

勃起は筋肉と関係ありませんが、射精には筋肉が関係しています。

射精のキーとなる筋肉は「内尿道括約筋」と「外尿道括約筋」の2つ。

  • 内尿道括約筋:膀胱の出口と前立腺の間にある筋肉
  • 外尿道括約筋:前立腺の下にある筋肉

この2つの筋肉は、どちらも排尿と射精に深く関係しています。

精液は精嚢からつながる「射精管」を通って体外へと出ていくのですが、この射精管は前立腺内で「尿道」と合流しています。

つまり、おしっこも精液も途中からは同じ管を通るということですね。

射精感が高まると、「内尿道括約筋」と「外尿道括約筋」が絞まります。

内尿道括約筋が絞まることによって、膀胱と前立腺の間の尿道が閉じられますので、精液に尿が混ざらないようにしたり、精液が膀胱に逆流するのを防いでいるのですね。

また、同時に前立腺の外側にある「外尿道括約筋」も絞まることで、射精管と尿道が合流した後の尿道も閉じられて、前立腺の尿道内圧が高まります。

この「内尿道括約筋」と「外尿道括約筋」の両方が閉じたままでは、精液が前立腺内の尿道に閉じ込められた状態なので射精できませんが、射精の瞬間になると「外尿道括約筋」だけが開き、圧力によって精液が勢いよく射精されます。

自分の意思に関係なく挿入中に精液が漏れ出てしまったり、頻尿や尿もれになるのは、これら2つの筋肉が緩んでしまうからなのですね。

射精が気持ちいいと感じるのは何故?

射精が気持ちいいのは、子孫を残すために必要な感覚とされています。

確かに、気持ちよくなければ性行為を求める人が減りますので、私たち人類はこれほど反映していなかったかもしれませんね。

射精する瞬間に「気持ちいい!」と感じるのは、精液が前立腺内部の尿道を通ってから体外へ出る際に、前立腺を刺激する感覚とされています。

そのため、前立腺を刺激するオナニー方法「ドライオーガズム」では、射精しないまま射精の快感を長時間味わうことができます。